印刷しても用紙を再利用

一度コピヤやプリンタで印刷をするとトナーがついて(定着して)その用紙は一度、再生紙にしないと使えない。そして環境保全とかでコーポレートイメージを高くするために、大手企業は再生紙を利用してアピールしている。
実はこの再生紙って安くはないので企業としては頭が痛い。それどころか、(近年ではだいぶよくなったが)用紙に「腰」がないので(繊維の方向性がバラバラ)へにゃへにゃでもあるのでジャムしやすい。
私がコピヤやプリンタのエンジンを開発していたころ、この給紙の問題、ジャムしたらどうやってエンジンを停止させるか色々と悩んだ。センサーの中間で用紙が千切れるころすらあるから。更に紙粉が多いのあったのでピックアップローラにカスが付着しやすくてゴムローラがピックアップミスをすることもあった。
そんなところで、東芝テックから専用のトナーを利用したら専用の消色機を利用することによって瞬時トナーが消えるシステムが発売された。
そう言えば、東芝は20年前からこの技術を研究していたはずだ。低温定着器を用いることによって成功したみたいである。専用のペンで書くことによって、それすら消せるみたいである。東芝テックではLOOPSと呼んでいるらしい。
この技術はすでに2年前に製品化されているが、残念ながら、何故だか世の中にあまり見かけない。私が知らないだけ?それか東芝テックのシェアが少ないから?
たぶん、「消色機」の設置が災いしているのか?コストを考えると複数台のLOOPS印刷機に1台の消色機があれば充分だから1事業所で1台もあれば採算性はあるかも知れない。用紙代をかなり削減できるはずだ。とくにゴミを出すにも有料な自治体では。
もう一つ良いことは、秘密保持が可能だと言うこと。消せることは嬉しい。
以前、私らが企業向けのインクリボン(インクシート)ファックスの開発をやめた理由は証拠が残るからです。当時ヨーロッパやアメリカから大クレームが来たのを忘れられない。
インクリボンをつなぎ合わせたり、シートを白黒反転させただけでマル秘内容のモノが再現できてしまう。家庭用のファクスを用いている零細企業も少なくないです。これが秘密情報漏えいにつながる。
それなら熱を加えて簡単に消えるトナーを開発すればいいのではって言う発想が残った。
トナーは定着器で約180℃くらいで用紙に溶かして定着させる。この逆の発想を使えばと言うことだろう。そう言えば、余談だが、私がM社の新入社員でいたとき、白い発泡トナーで点字を印刷できるコピヤがあった。用途は点字だけじゃなく、クリスマスカードとかにも応用出来た。つまり立体コピーってやつね。
このLOOPSはスキャナー機能にて用紙をスキャンしデジタル化する能力もあるので、用紙を消してもデータは保存されると言うことだろう。そしてこのスキャナで再度使える用紙とそうでないのを区別する機能がある。ここまで賢いのか。使えない紙は、結局シュレッダーするしかないのだろう。
でもたぶん、こんな煩わしいことをするよりも、究極は素直にシュレッダーし、トイレットペーパにするのがいいと思う。
そんなマシンはナカバヤシからこんなマシンが出ているのを思い出した。
しかし、これでお尻を拭きたいとはあまり思わないのは、再生紙って固いイメージがあるのでお尻がヒリヒリ・・・

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