エンバーミングのメリットとは

「エンバーミング」と言う言葉をご存知だろうか?
この技術は米国から輸入されて、日本ではまだ歴史は浅い。
米国で基本的に普及し始めたのが ベトナム戦争で兵士の遺体を米国まで運ぶことで技術が大幅にアップしたと言われている。
日本では大阪公益社さん(燦ホールディングス)やサンライフさんが一般社団法人 日本遺体衛生保全協会(IFSA)にて音頭を取って普及をお願いしている。

この技術が遺体損壊罪に値いするかしないかは既に法定で決着が「しない」と言うことでついており、更に「遺体」であるとの言うことで医師免許がなくても技術者は執行できると言う見解が出ていたはず。この事は、ここで議論したいのではないので置いておく。

エンバーミングと言うのは血液を抜いて、殺菌作用がある防腐剤にて入れ替える技術です。日本では米国から技術者を呼び寄せたり、渡米し技術を学んだ人を採用したりしてます。施術する人をエンバーマーと呼びます。もちろん、技術だけではなく、専門の処置室と設備が必要です。

何故火葬するのにエンバーミングが必要なのか、メリットとは何かを知ってもらいたい

  1. ウィルスを除去するので遺族は二次感染、三次感線を防げる
    1. とくに抵抗力がない小さなお子さんやお年寄りにも
    2. ご本人の死後でもウィルスは生き続けます
    3. 肝炎、HIV、MRSA、新型インフルエンザウィルスからも守ります
  2. 葬儀社の社員も同様に守れる
  3. 鼻腔や口腔内の体液を取り除くので異臭や対液漏れを防ぐ
  4. 安心して遺体に触れることができます
  5. 修復が必要なら修復ができます
  6. 葬儀の形態に自由度が増します
  7. ドライアイスで冷たくなることはありません
私は十数年前、FIAT-IFSAの会合に出席し、全国でも有名な法医学専門医師である杏林大学の佐藤先生からのお話で一番印象に残ったことが一つある。これは先生が、「あなた達、葬儀屋さんが面している遺体がウィルスや雑菌で死後1週間くらいまでが一番危険なんだよ。我々(ここでは先生や医師の方々)マスク、手袋、ゴーグルなどで完全防備して解剖を行っていても肝炎や結核に感染してるんだよ。安全な遺体と言うのは死後1ヶ月以上経って白骨化した遺体なんだよ」と。
その時、遺族の家族や従業員、そしてその家族を守るには経営者の宿命だと感じました。正しい知識と危険察知をすることによって防げることは防がないといけない。

しかし、死後48時間以内に施さないと血管が崩壊し始めてエンバーミングを効率よく出来なくなる可能性が高くなります。
処置料、搬送量、諸経費などにより費用は15万円から20万円くらいかかります。それでも安全なことは安全です。

詳しくは葬儀屋さんへ。

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